地政学とリアリズムの視点から日本の情報・戦略を考える|アメリカ通信

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2008.11.04 No.014号 ニュースタイトルから見た中国の経済情勢

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2008.11.04 No.014号
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?誰よりも中国を知る男が、日本人のために伝える中国人考?

石平(せきへい)のチャイナウォッチ

http://www.seki-hei.com
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ニュースタイトルから見た中国の経済情勢
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中国の経済状況は今どうなっているのか。
それを知るための一つの早道を紹介する。

新聞のニュースタイトルを見ることである。

ここでは、去る10月に中国の各新聞に出た
経済ニュースのタイトルを下記に集めたが、
それを眺めただけで、今の中国の経済、産業の全体は
どれほどの苦境に立たされているのかがよく分かってくるはずだ。

それ以外の補足説明はもはや要らないのであろう。

『新華網』(新華通信社開設自社サイト)10月7日付
「わが国の家電産業が厳しい状況に、生産と輸出の伸び幅は大きく下落」

『21世紀経済報道』10月15日付
「9月、乗用車販売台数は引き続き減少」

『第一財政時報』10月16日付
「紡績産業の輸出はすでにマイナス成長と成った」

『経済参考報』10月20日付
「減産と価格下落が蔓延、中国鉄鋼産業が調整期に入る」

『中国証券報』10月20日付
「硝子産業は厳冬入り、赤字企業が急増」

『国際商報』10月21日付
「需要の減少と価格の下落で、化学肥料産業は厳冬入り」

『中国証券報』10月22日付
「国土資源省報告が鉱業が衰退期に入ったことを示す」

『中国証券報』10月23日付
「多くのマイナス要素が重なり、中国の自動車輸出が減速」

『上海証券報』10月24日付
「セメント産業、生産高伸び率は下落」

『中国新聞網』(中国新聞社開設する自社サイト)10月26日付
「広州交易会 玩具企業が厳冬に遭遇する」

『理財週報』10月27日付
「東莞調査 "世界の工場"での倒産ラッシュ」

『広州時報』10月30日付
「広東の中小企業が困難に落ち、出稼ぎ労働者の里帰りが急増」

『中国青年報』10月30日付
「倒産ラッシュが江蘇省の紡績・服装企業を襲う」

以上は、10月の「ニュースタイトル抜粋」であるが、

この11月になると、
またもやどれほどの酷いニュースが飛んでくるのだろうか。

( 石 平 )

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◆◆  石平(せきへい)のチャイナウォッチ   2008.11.04 No.014号

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